小山先生の記事に対抗して、
ウチも書いてみました。
当研究室では、
授業期間中の毎週月曜日がゼミの日になっています。
ただし、ゼミと言っても、
・ 9:00-12:00 検討会
先週の進捗と今週の予定を、各自スライド5枚くらいで報告。
実験ノートもチェックし、
学生とポスドク全員で、2週に1回報告します。
・16:30-18:00 雑誌会/勉強会
去年までは、他研究者の論文紹介を通年で行ってましたが、
今年の前期は、各種分析機器の原理などを
学生で担当を割り振って、 勉強しています。
・18:00-19:30 研究会
各自の研究の進捗と今後の展望を、
半年に1回まとめて発表。教員からも発表あり。
という、けっこうハードなスケジュールです。
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かなり多忙な1日なのですが、
・教員が学生の生データをチェックすることができる
・検討会のために毎週何かしらのデータを出さないといけないので、
コンスタントに研究を進められる
・こまめにデータをまとめないといけないので、
学会前なども、かなりデータ整理ができた状態にになっている
・普段宇治キャンパスにいる私なども、
吉田キャンパスに行かなければならない日が、週1で済む
というメリットがあるので、ずっとこのスタイルで続けています。
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で、私からの発案で
今年から始めた機器分析勉強会なのですが、
学生のみならず、教員にとっても良い勉強となります。
たとえば、DSC(示差走査熱量測定)は、
参考書にのっている原理で測定しているのかと思いきや、
最近の機種はそれよりも新しい原理で測定しているとのこと。
いやぁ、ビックリです。