2013年4月30日火曜日

助成者仲間

京大からの助成者3人で、記念に1枚。

左: 私
中: 弓削先生(工学研究科材料工学専攻)
右: 袴田先生(エネルギー科学研究科エネルギー応用科学専攻)

吉田キャンパスでは、建物の位置も近いので、
何かと協力しながらやっていきたいと思います。
両先生、写真の掲載許可ありがとうございました。


贈呈式直前に記念写真

2013年4月28日日曜日

研究助成贈呈式、日本国際賞

京都大学の安田ともうします。

このたびは、国際科学技術財団の研究助成をいただくこととなり、
関係各位に感謝をもうしあげたいと思います。

今回の助成対象となった研究内容に関しては、
また後日、このブログにて紹介させていただくこととして、
今日は、今週行われた、本研究助成の贈呈式と
日本国際賞について書かせていただきたいと思います。


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4月23日(火)

午後 国際科学技術財団 研究助成説明会

 今回助成をいただくことになった18名が1部屋に集まり、
 財団から助成についての説明をいただきました。

 横に座られた弓削先生。
 京大材料工学出身の1学年差ということで、
 同じ京大物理工学科出身の私と、多くの知人が共通である
 ということで話が盛り上がり、おかげで私もリラックスする
 ことができました。

 斜め左前に座られたのは袴田先生。
 京大エネルギー科学研究科で、博士課程の学生のときに、
 同じ授業で、英語でのプレゼンテーション練習をした以来の
 知り合いです。
 弓削先生を紹介することで、輪が広がり。。。

 斜め右前に座られた苷蔗先生も
 弓削先生の昔からの知人だということで、
 皆、どこかでつながっているものだなと、感じました。
 人のつながりは大切にしたいと思います。


会場のホテルニューオータニ














午後 国際科学技術財団 贈呈式

 壇上に1人ずつ上がり、財団から直接助成を渡していただきました。

 かなりの上がり症の私ですが、
 最近、書籍を通して自己コントロールのやり方について勉強しているので、
 それを実践しながら、やや落ち着くことができました。

 理事長や選考委員の先生方に囲まれての
 記念写真撮影では、別の意味で緊張しましたが。。。


贈呈式会場















午後 日本国際賞受賞者の懇談会を傍聴

 見学後に、我々、若手助成者は
 受賞者の先生から「おめでとう!」と握手をいただきました。

 光栄なこと、極まりない!




夕方 日本国際賞受賞者と若手助成者 懇親会

 立食パーティ形式で、色々な方とお話をすることができました。

 若手助成の仲間のみならず、
 出席された多くの偉大な先生方とも会話をさせていただき、
 色々な勉強になりました。



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4月24日(水)

午後 日本国際賞 授賞式

 天皇陛下ご臨席のもと、国立劇場で行われた授賞式を、
 本若手助成者として観覧させていただきました。

 陛下以外にも、伊吹文明衆議院議長をはじめ、
 多くの著名人が壇上におられる中に、
 自分の分野の偉大な先生方も壇上にお姿を拝見し、
 誇らしいというか何というか、不思議な気分でした。

 やはり、天皇陛下はオーラというか、
 後光をお持ちなのが、座席側にいた私からも感じられました。
 日本人として生きてきた中で、一目お目にかかることができ、
 とても光栄なことです。
 皇后陛下は、体調不良とのことでご欠席でしたが、
 一刻も早いご回復を心から願います。

 最後に。
 受賞者からのスピーチでの、
  「I would like to thank to my beautiful wife.」
 という言葉には感銘を受けました。
 日本人にはなかなか口にし難い言葉ですが、
 そのスピリットは学びたいものだと感じました。



夕方 日本国際賞 祝宴

 着席形式でのバンケット。
 陛下ご臨席で音楽も奏でられる立派なものでしたが、
 テーブルは、同じ若手助成の仲間だけだったので、
 かなりリラックスした雰囲気で楽しむことができました。

 食事をいただきながら、我々のテーブルでは、
 「教育」「研究」「地域貢献」といった、大学人の使命について、
 いろいろな意見交換をしていました。
 (実際のところ、大部分は、
  食事がおいしい、ワインがおいしいという話でしたが。。。)


 地域貢献で言う「地域」とは、
 私の場合では、京都なのか、近畿なのか、はたまた日本なのか?
 色々な考え方があると思います。

 本若手助成の一環として行う
 「やさしい科学技術セミナー」では、
 あえて、自分の研究室がある京都大学では行わずに、
 近畿の中のある別の地域での開催を予定しています。

 準備や開催場所の交渉など、
 場所が遠くなることで大変なことも増えると思いますが、
 そこは日本の最高学府を担う者として、
 広く一般への科学技術を普及させるために、
 チャレンジをさせていただきたいと思います。


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日本国際賞のメダルの横で、記念写真を1枚


















亜鉛還元による太陽電池級シリコンの高速連続製造法に関する研究

安田 幸司
(京都大学 環境安全保健機構 助教)