やさしい科学技術セミナーの両方で、
ハンドバーナーを使用予定にしています。
ということで、買いました!
ハンドバーナー(ボンベは3本購入) |
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まだここに内容を書けてませんが、
助成のテーマは、蒸気圧の高い物質を高温で反応させて
サンプルを作製します。
そのため、
いわゆる 『ツーツー』な容器では、
空いている位置から、物質ガスがどんどん逃げていくわけです。
そこで、ガラス容器を加工して、
サンプルを容器内部へ『封入』します。
そうすると、密閉された内部で反応が進ませることができるんですね。
ちなみに、
ウチの研究室には都市ガスが通っているのに、
何故わざわざハンドバーナーを買ったかというのにも、理由があります。
よく実験で使うガラスはパイレックスガラスといって、
600℃くらいの温度をかければ軟化して加工ができるようになります。
都市ガスは主成分がメタン+エタンで
火力が弱いのですが、パイレックスガラスならば十分なわけです。
しかし、
今回のテーマでは1000℃手前での反応を行います。
すると、パイレックスガラスでは、この温度にもたないんですね。
そのため、1200℃くらいまでもつ石英ガラスを使うわけです。
加工するのにも、より高温が必要なので、
都市ガスだと火力が足りず、プロパン+ブタンの入ったバーナーを
今回購入したわけです。
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ということで、とりあえず練習からスタート。
ゴゴゴ。。。という音がします |
いや、意外に熱いぞ。。。
ということで、改良。
手持ちには限界があるので、クランプで保持することに。 |
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外注でもガラス容器はできるんですが、
お金もかかるし、何より時間がかかる。
改良をするのも難しいので、オリジナリティある研究のためには、
自分で新しい装置を考案して自作することが大切なんです。
ということで、
日々、職人へ向けて修行です。