2014年4月29日火曜日

日本国際賞の授賞式と祝宴

先週の水曜日、
第30回日本国際賞の授賞式と祝宴に参加させていただきました。

受賞されました末松博士とアリス博士には、
心からお慶びを申し上げます。


授賞式は国立劇場で開催されました


















去年体調不良でご欠席なされた皇后陛下も
今年は参加なされ、両陛下のご臨席の式となりました。

2年連続での参加ということで、
去年よりは、心に余裕を持って式を楽しむことができました。



たとえば、授賞式後のクラシックコンサートでは、
「あっ。今年のアメリカからの受賞者も、
 ビートルズの曲を指名されたんだな。」
とか、
「あと20年もしたら、東京藝術大学の学生は、
 マイケルジャクソンの曲を演奏しないといけないのかな。」
など、そんなことを考えたり。

でも、コンサートを聴きながら、
「そういえば、あの研究テーマで、
 こんなことしたらどういう反応になるんだろうな。」
と考えてしまうところは、
まだまだ芸術心の無さが表れてしまいました。


研究者というのは、一種の芸術家のようなものですし、
芸術にも興味をもたないといけないな、と感じた日でした。

(一方、毎日クラシックを聴けば、
 研究が進むんではないかという心も生まれました(笑))


祝宴ではハープ四重奏の近くで音楽に聴き入りました




亜鉛還元による太陽電池級シリコンの高速連続製造法に関する研究

安田 幸司
(京都大学 環境安全保健機構 助教)